育児はどうすればいい?
仕事と家事の両立でも十分大変なのですが、それに育児も加わるとなるとひとりではキャパオーバーしてしまうことが容易に想像できます。
そのような時に活用すべき制度があります。
仕事との両立を工夫して行っていてもなかなか負担が減らない、疲れてしまった、という時に活用したいのが、厚労省が行っている「子育て援助活動支援事業」、ファミリーサポートです。
地域のサポートを求めている人とサポートしますよという人が登録し、マッチングされて支援の輪をつなげていくものです。
急に子どもを預けないといけない仕事が入ってしまった、他のきょうだいが熱を出し入院しなくてはならなくなった、などで利用できるものです。
祖父母が近くに住んでいない場合など、家族だけで手が回らない時は進んで利用しましょう。
働く母親のための勤務時間に関する制度も色々あります。
3歳未満の子どもがいる場合にパートでも利用できる短時間勤務制度、育児以外に介護や学校に通っている人も利用できる短時間正社員制度あたりが有名ですね。
その他にも1日30分以上の育児時間を2回取ることができる育児時間制度。
これはもともと授乳時間目的だったので1歳未満の子どもがいる人が対象です。
今は朝や夕方にまとめてとる人がほとんどです。
就学前の子どもがいる人は1年に5日まで子どもの看病目的で休暇をとることができます。
勤務時間の制限もあります。
育児、介護中の場合は1ヶ月24時間以上時間外労働をしてはいけない制度や、22時から5時までの深夜勤務を制限する制度もあります。
このような国の制度や行政・民間のサービスなど利用できるものは利用して、自分なりの仕事とプライベートをうまく両立する方法を見つけていきましょう。